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いぶすきふれあいフェスタでスピーチしました

update:2018年12月26日

平成30年10月28日いぶすきふれあいフェスタが開催され、給食センターつどいを利用されている谷口七恵さんが「夢」という演題でスピーチを行いました。観客を目の前に緊張気味でしたが堂々とした姿で将来の夢について語っていました。本人にとって貴重な経験になったと思います。

 

<以下、谷口さんのスピーチです。>

私の夢は弁当屋さんで働くことです。そのために今、更生会の給食センターつどいで働いています。私は、鹿児島県の最低賃金のお給料をもらっています。一日六時間働いて月に十万円くらいもらいます。食品をあつかうため、衛生面には特に気を付けています。まず自分の身だしなみチェック、帽子から髪の毛が出ていないように鏡を見ます。つめも毎日見ます。手洗いはひじまできれいに洗います。お風呂も毎日入ります。健康チェックをして、合格しないと仕事に入れません。仕事が出来ないとその分お給料が下がってしまいます。それは嫌なので合格するように毎日気を付けています。今まで不合格になったことはありません。給食センターにはきびしいルールがないといけません。食中毒が発生したら、多くの人を苦しめ、迷惑をかけます。火や油、包丁など危険なものもたくさんあります。仕事に集中しないとケガをすることになります。私は動きが少し遅いので、みんなに迷惑にならないように職員の言う事を聞いて仕事に取り組んでいます。

調理場では、洗い物がたくさんあります。センターでは、一日九百食作っています。だから洗い物を洗うだけでも半日かかります。これも私の仕事です。料理の盛り付けもします。普通食、一口サイズ食、刻み食、ミキサー食、アレルギー食と色々な食事形態があり間違えないように集中して盛り付ます。わからないときは、すぐ職員へ聞きます。年中無休の給食で、朝五時からの早出や夜七時半までの遅出があります。朝早い時には寝坊しないように目覚まし時計を二つかけます。

私たちが作った給食をおいしいと笑顔でいってもらえたらうれしいです。

次は野菜の切り込みを覚えたいです。

帰省した時は、料理をすることが多くなりました。得意料理はカレーライスです。家族の人が笑顔でおいしいと言ってくれます。料理を作るだけでなく、片づけも上手になったと思います。給食センターで働いているおかげだと思います。

もっともっと多くの仕事を学んで身につけたいです。頑張って調理師の免許を取りたいです。

今はグループホームで生活しているので、お金を貯めて、一人暮らしをしたいです。そして弁当屋さんで働いて、自分の好きな物を買いたいです。


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